6月12日  遅れた私のGW

その6. 再会

この日、一枚の名刺を頼りに昔の知人を訪ねる計画。
しかし、数日前から電話をしていたが通じない。

会おうとしている方は、33年前の3月に地中海のマヨルカ島で知り合ったドイツ人家族。
二週間滞在した島で何度か島めぐりを一緒にしていた。
ドイツに戻ってもお互いの家の訪問、私の帰国時には送別会もしてくれた方。
一人っ子の可愛い女の子がいた。

この日を逃すと二度と会うチャンスはない。
スマホに名刺の住所を入力、その指示に沿って向かった。
地下鉄を降り駅前からバスに乗る。
バス停にして3つ目、しかし、バス停の名前が違う。
運転手さんに尋ねると逆方向だった。

このような時、一日乗車券は何かと便利。
反対方向に行くバスに乗り、最初に乗った地下鉄駅を通過して3つ目の駅で下車。
スマホの地図を頼りに歩くと、直ぐに家が判った。
表札を見ると名前が同じ、この家で正解・・・しかし、物音がしない、留守かも知れない。

再度、バスに乗って地下鉄の駅に戻る。
家を訪問する際のエチケット、お花を買うためだ。
留守であってもお花とメモを残して帰る予定だった。

その前に小用のため駅前のショッピングセンターへ。

こちらのトイレは全て有料で、ここの入口には女性係員がいた。
お金を払って入るようになっているが、有料だけにどこのトイレも綺麗だ。
通常50セントだが、この時は50セントの持ち合わせがなく1ユーロを皿の上に置いた。
そして出て行く時に、「綺麗なトイレをありがとう」、と。

その後、駅で花を買いオープン・カフェでひと休み。
さて、バスに乗ろうとバス停に向かうと・・・首に掛けていたカメラがない。
カフェ、花屋に戻るもない、あとはトイレだ。
この時、もうカメラは諦めた、まず無いだろう、気付くまで30分は経っている。

トイレ入り口に先ほどの女性係員がいた。
問いかける前に、彼女、にこにこしながら、机の扉を開けてカメラを出した。
カメラは彼女が預かってくれていたのだ、思わず手を握り「ありがとう」
お礼には少なかったが、10ユーロを渡すと彼女もにっこり。
一度は諦めたカメラとの再会、今、それが手元にある。
忘れ物・落し物が出るのは日本の専売特許、そう思っていたが、ここ、ドイツでも出てきた。



家の近くに来ると、屋根裏部屋から男性が顔を出している。
まぎれもなくあの時の彼だ。
外から名前を呼ぶと、彼も直ぐに判ったようだ。
玄関前に行くと両手を広げて迎えてくれハグ、奥様を呼んでいた。

そのまま家の中に入ると、庭にいた奥様が私に駆け寄ってきてハグ。
33年ぶりの再会、突然の訪問という失礼をも気にせずに歓迎してくれた。
奥様は古いノートを持ってきた、そこには私の誕生日の日の欄に私の名前が書いてある。
一度も連絡はなかったが、多分、住所を伝えてなかったと思う。


あの時の娘さん、今はミュンヘンに行っていて不在、42歳になっても一人だと嘆いていた。
ご主人は携帯で電話をしていたが出なかったようだ。
その後、コーヒーを頂きながら少しばかりの昔話。
滞在時間は40分程だったが、お二人に会えたこと本当に良かったと思う。

帰る時、もう二度と会えないことはお互いに解っている、何度も何度もハグし家を後にした。

一時は、二度と戻らないと思ったカメラと再会、そして知人との再会。
忘れることの出来ない一日になった。


この後、知人宅を出て、世界初の檻無し動物園:ハーゲンベック動物園に向かった。
この動物園も一度は行こうと思って行かれなかったところ。
天候次第で行く予定は立てていた。
今日はここから動物を何枚かアップしておこう。
(横画像は画像クリックで少し拡大)


・ハーゲンベック動物園入口


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by steinm | 2017-06-12 09:52


毎日晴れ晴れした気持ちでいたい、そんな日記になれば、と思います。勿論、趣味の写真も貼ります。


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